基本情報
名称 | セイタカアワダチソウ |
科 | キク科 |
開花期 | 10~11月 |
原産 | 北アメリカ |
分布 | 全国 |
高さ | 1~2.5m |
花の大きさ | 1cm |
植物のタイプ | 多年草 |
見かける場所 | 河川敷、土手、荒地、路傍など |
特徴 | 1cmほどの小さく黄色い花をたくさん咲かせます。 |
その他 |
セイタカアワダチソウの花



撮影場所 | 彩の森入間公園(埼玉県入間市) |
撮影時期 | 2017年10月中旬 |
茎の先に小さな黄色い花をたくさん咲かせているので意外と目立つ植物です。もともとは観賞用やミツバチに蜜を吸わせるために日本に持ち込まれたようです。
そしてこれがいつのまにか野生化し、今では河川敷などを覆い尽くす勢いで日本全国に広がってしまっています。
国立環境研究所の侵略的外来種ワースト100にも指定されているほど在来の日本の植物を駆逐してまいかねない植物です。
セイタカアワダチソウの葉


よく見ると葉と茎の表面には産毛が生えているのがわかります。またもうひとつの特徴は、はの縁が下側に丸まるということです。
撮影場所 | 彩の森入間公園(埼玉県入間市) |
撮影時期 | 2017年10月中旬 |
まとめ
セイタカアワダチソウ(Solidago gigantea)は、北アメリカ原産の多年草で、高さ1〜3メートルに達する大きな植物です。秋に密集した小さな黄色い花を咲かせ、その鮮やかな色合いが特徴です。
この植物は繁殖力が非常に強く、日本を含む多くの地域で帰化植物として広く見られます。特に湿地や川沿いなど、湿った環境に適応しやすいため、迅速に広がる傾向があります。セイタカアワダチソウは、在来植物との競争に勝ちやすく、生態系に影響を及ぼすことがあります。
そのため、生態系のバランスを保つための管理が重要とされています。一方で、観賞用や切り花としても人気がありますが、その影響力については注意が必要です。