基本情報
名称 | セイヨウタンポポ |
科 | キク科 |
開花期 | 3~9月 |
原産 | ヨーロッパ |
分布 | 全国 |
高さ | 10~30cm |
花の大きさ | 3.5~4.5cm |
その他 | 多年草 帰化植物 環境省指定要注意外来生物 日本の侵略的外来種ワースト100に選定 |
特徴
葉は縁が深くギザギザに切れ込むものや、全く切れ込まないものなど変化があり、地面に使用に這うように広がります。また額のように見えるぶぶんが下向きにめくれているのが特徴。
セイヨウタンポポの花


撮影場所 | 関八州見晴台(埼玉県) |
撮影時期 | 2017年5月下旬 |
西洋タンポポと日本の在来種の関東タンポポ等の見分け方は、花の裏の緑色のがくのように見える部分がめくれているかめくれていないかですぐにわかります。これはめくれているので西洋タンポポです。
セイヨウタンポポの種


撮影場所 | 関八州見晴台(埼玉県) |
撮影時期 | 2017年5月下旬 |
まとめ
セイヨウタンポポ(Taraxacum officinale)はヨーロッパ原産のタンポポで、日本を含む世界中に広く分布しています。明るい黄色の花を咲かせ、花径は約2.5〜5センチメートルです。背丈は約10〜50センチメートルに達します。
開花期は春から秋にかけて長く、特に春と秋に多くの花を咲かせます。葉は地面にロゼット状に広がり、切れ込みが深いです。セイヨウタンポポは、その強い繁殖力と環境適応能力により、都市部や農地など多様な環境で見られます。
花の基部が反り返るのが特徴で、これは日本タンポポとは異なります。外来種であるため、日本の在来種であるニホンタンポポの生息地を脅かすことがあり、これが生態系への影響が懸念される理由となっています。