ツワブキ

ツワブキ 10月
ツワブキ
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基本情報

名称ツワブキ
キク科
開花期10~12月
原産 日本
分布東北以南~九州
高さ20~50cm
花の大きさ4~5cm
花の色
植物のタイプ 常緑多年草
見かける場所 海沿いの草原や崖、日本の庭園、公園
特徴 日当たりが悪くても丈夫に育ち、冬でも葉が枯れずに残るため、庭園の下草としてよく利用される。
その他 

ツワブキの花

自宅の玄関先には、キンモクセイ、ツツジなどが植えられているのですが、この時期に咲いてくれるのは、この黄色い可憐な花ツワブキだけです。

よく見ると黄色い大きな花びらの根元にユリのように花びらを外側に丸めた花があって、そこから雄しべのようなものが出ているのがわかります。

ということは中央の黄色くて丸いものは、蕾(つぼみ)なのかも知れません。

撮影場所 埼玉県狭山市
撮影場所2017年10月下旬

花の裏側はこんな感じです。

ツワブキの葉

撮影場所 埼玉県狭山市
撮影場所2017年6月上旬

ツワブキは和風庭園には欠かせない植物で、花の少ない秋の季節には、日本庭園を明るく色づけてくれます。日当たりの良くないところでもよく育ってくれるありがたい植物でもあります。

私の家でも建物の北側に植わっているのですが、もう何十年もほったらかしでも毎年秋になると黄色の花を咲かせてくれます。

ツワブキの葉は艶やかで光沢がある(写真左の葉)のが特徴ですが、若い葉(写真右側の葉)はまだ光沢が出ていないのがわかります。

こちらはいつの間にか生えてきた若いツワブキの葉です。もともと生えていたツワブキには黄色い花が咲いていたのですが、この若い葉はまだ花を咲かせていませんでした。

おそらく今年に芽を出したものだと思います。

撮影場所 埼玉県狭山市
撮影場所2017年10月下旬

こちらは斑入りのツワブキの葉。この場所は、南と西側に建物があるため一年中陽が当たりません。それにもかかわらず毎年きれいな花を咲かせてくれる貴重は植物です。

まとめ

ツワブキ(Farfugium japonicum)は、日本原産の多年草で、秋から冬にかけて鮮やかな黄色い花を咲かせます。この植物は、大きくて丸い葉が特徴で、湿った場所を好みます。ツワブキは庭園や自然の風景に彩りを添えるため、観賞用として広く利用されています。

特に、シェードガーデンや水辺の景観に適しており、その耐陰性と耐湿性から、湿った環境でも美しい景観を維持できます。また、ツワブキは伝統的な薬草としても知られており、葉や根には消炎作用や解熱作用があるとされています。

総じて、ツワブキはその美しさと実用性から、日本の庭園文化において重要な役割を果たしている植物です。

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