ヤエヤマブキ(八重山吹)

ヤエヤマブキ(八重山吹) 4月
ヤエヤマブキ(八重山吹)

基本情報

名称 ヤエヤマブキ(八重山吹)
 バラ科
開花期4~5月
原産 日本、中国
分布 北海道~九州
高さ1~2m
花の大きさ3~5cm
植物のタイプ 落葉低木、園芸品種
見かける場所 公園、庭
特徴 ヤエヤマブキはヤマブキの園芸品種でもともとは人の手によって生み出されたものなので自生はしていません。
その他 

ヤエヤマブキ(八重山吹)の花

ヤエヤマブキ(八重山吹)はバラ目バラ科ヤマブキ属の落葉低木で、人の手で品種改良されて生まれた園芸品種です。

雄しべは花弁に変化し、雌しべも退化しているため、やまぶきのように結実することはありません。そのため地下茎を伸ばして株を増やし広がっていきます。

株立ちし、樹高は1.5mほどになります。

撮影場所 彩の森入間公園(埼玉県入間市)
撮影時期2017年7月下旬

ヤエヤマブキ(八重山吹)の開花期はヤマブキよりも少し遅い4~5月頃なのですが、なぜか7月の下旬に咲いていました。早春の登山道で見かけるヤマブキも綺麗ですが、八重咲のヤマブキもボリューム感があって素敵です。

ヤエヤマブキ(八重山吹)の葉

撮影場所 彩の森入間公園(埼玉県入間市)
撮影時期2017年7月下旬

葉はヤマブキの葉と殆ど同じで、縁にははっきりした鋸状のギザギザがあります。また葉は、草のようにとても薄くできており、一見すると樹木の葉には見えません。

ヤエヤマブキ(八重山吹)全景

撮影場所 彩の森入間公園(埼玉県入間市)
撮影時期2017年7月下旬

公園内に植えられているヤエヤマブキ(八重山吹)は、背の低い垣根のようにまとまっており、幹は固くしっかりと直立しています。しかし、本来は幹は細長く伸び先は垂れ下がると思われます。

まとめ

ヤエヤマブキ(八重山吹)は、バラ科ヤマブキ属の落葉低木です。日本原産で、春から初夏にかけて、鮮やかな黄色の八重咲きの花が美しく咲きます。特に日当たりが良い場所を好み、庭園や公園で広く栽培されています。

剪定も容易で、剪定により形を整えることができます。湿気を好むため、湿潤な土壌で育ちやすいです。また、耐寒性があるため、寒冷地でも育成が可能です。シンプルな手入れで、美しい景観を楽しむことができるため、園芸初心者にもおすすめです。

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