ヤマザクラ

ヤマザクラ 4月
ヤマザクラ

基本情報

名称 ヤマザクラ
 バラ科
開花期4~5月
原産 日本
分布 本州、四国、九州
高さ4~8m
花の大きさ3cm
植物のタイプ 落葉高木
見かける場所 山間部
特徴 葉が出る時期と花の咲く時期が一緒。
その他 ヤマザクラは個体変異が多く、開花時期や花や葉の色、形、幹の感じなどが多様で「ヤマザクラ」という大きなくくりで捉えるのが一般的です。

ヤマザクラの花


ヤマザクラの一番の特徴は、葉が出るのと花が咲く時期が一緒なことです。ソメイヨシノはまず花が咲いて、花が散ってから葉が出て来ます。ヤマザクラはご覧のように花が咲いている時期にはもう葉もかなり大きくなっているのがわかります。

撮影場所 日の出山(東京都青梅市)
撮影時期2008年4月下旬

ヤマザクラの葉

撮影場所 日の出山(東京都青梅市)
撮影時期2008年4月下旬

東京青梅市の日の出山の山頂には、このようなヤマザクラの木が植わっており、この時期に訪れるときれいなヤマザクラと抜群の展望を楽しめます。

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まとめ

ヤマザクラ(Prunus jamasakura)は、日本の在来種の桜で、春に淡いピンクや白の花を咲かせる美しい樹木です。ヤマザクラの樹高は10〜15メートルに達し、葉が出る前に花が咲くのが特徴です。そのため、花と葉が一緒に見られる他の桜とは異なり、花の美しさがより際立ちます。

ヤマザクラは日本各地の山間部や里山に自生しており、自然の風景の一部として愛されています。また、ソメイヨシノとは異なり、花の色や咲き方に個体差があるため、一本一本が異なる魅力を持っています。

ヤマザクラは、日本の桜文化の中でも古くから親しまれており、万葉集にも詠まれるなど、その存在感は深く根付いています。春になると、多くの人々がヤマザクラの美しさを楽しみに訪れます。

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