青じそ(シソ)

青じそ(シソ)の花

撮影場所  埼玉県狭山市
撮影時期 2017年9月下旬

私の家庭菜園では、ミョウガの収穫が終わるとすべての植物を刈り取り、更地にして冬を迎えるのですが、翌年には勝手にミョウガとシソが同じ場所に生えてきます。

今年は水やりを怠ったため、殆どミョウガが収穫できずにほったらかしにしていたのですが、いつのまにかシソが大きくなっていました。

葉っぱは虫に食われてしまい食べられませんでしたが、実(花序)は立派に育ちました。

青じそ(シソ)の葉

撮影場所  埼玉県狭山市
撮影時期 2017年9月下旬

青じその葉は、大葉とも呼ばれ刺身のつまやてんぷらなどによく用いられています。一方、赤じその葉は、梅干しを赤く着色するのに用いられています。

かなり臭いの強い植物で葉の一部をちょっとちぎっただけで指にシソの強い匂いがついてしまうので、虫はあまり好んで食べなさそうに感じますが全くそんなことはありません。

放っておくと写真を見ての通り、殆どの葉が虫食い状態になってしまいます。

青じそ(シソ)の実

シソの香りが好きな方は、ここまで成長したシソの実をまるごと収穫し、指で実をこそげ落としていろいろなものに添えて食べます。

撮影場所   埼玉県狭山市
撮影時期 2017年9月下旬

青じその実は、指で実の部分をこそげ落として刺身や冷奴、或いは塩やしょうゆに漬けてご飯のお供として食べられています。

撮影場所  埼玉県狭山市
撮影時期 2017年10月上旬

10月上旬になるとシソの実の色が茶色く変色し出します。中を覗いてみると黒い種のようなものが出来ているのがわかります。

茶色くなってきたら種が落ちないうちに刈り取って部屋で数日乾燥させます。すると写真のように茶色に乾燥したら、手で揉むと1mmに満たない小さくて黒い種が採れます。

撮影場所  埼玉県狭山市
撮影時期 2017年10月中旬

拡大してみるとこんな感じですが、黒い種は1mmに満たないとても小さな粒です。

青じその茎

撮影場所  埼玉県狭山市
撮影時期 2017年9月下旬

背丈が50~60cmでも茎の太さは7~8mmほどで太くて丈夫という印象はありません。ただ全体が産毛で覆われており触るとザラザラします。

基本情報

名称  青じそ(シソ)
 シソ科
開花期 7~8月
結実期 9~10月
原産  中国
分布  -
高さ 50~100cm
花の大きさ
植物のタイプ  一年草
見かける場所  葉野菜として栽培されることが多いため畑或いは家庭菜園として自宅の庭などで見かけます。
特徴  葉や茎、花序、実のどれを触ってもシソ独特の香りがします。
その他