虫こぶ

実ではなかった!?

撮影場所 平標山(新潟県)
撮影時期 2007年9月中旬

この写真は、新潟県の平標山と仙ノ倉山を登った時に、その手前の松手山付近で撮影したものです。始めは、葉っぱの中央に実をつける珍しい植物だなあと思っていたのですが、よくよく調べてみると虫が卵を葉っぱに産み付けた時にの植物の反応でこのようになるということがわかりました。

呼び名は「虫こぶ(むしこぶ)」とか「虫えい(ちゅうえい)」といい、日本原色虫えい図鑑の目次を見るとさまざまな昆虫が植物の葉などに卵を産み付け、虫こぶを作っていることがわかります。

この虫こぶは半分に割ってみると中に虫の幼虫がいるのがわかります。ネットで検索すると画像が見れるので興味のある方は見てみるといいでしょう。ただしちょっと気持ち悪いです。

虫こぶは知らないと赤い実のように見えて、食べたらちょっと甘酸っぱいのではと思いがちですが、中に虫の幼虫がいると思うと事前に知ることができてよかったと思います。