コナラ

コナラの幹はクヌギよりも彫りが浅い

撮影場所  狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市)
撮影時期 2017年6月上旬

コナラの葉はクヌギよりも幅広でトゲが無い

撮影場所  狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市)
撮影時期 2017年6月上旬

コナラの実(ドングリ)

撮影場所  狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市)
撮影時期 2017年7月中旬

クヌギの実(ドングリ)は枝に直接実がなるのですが、コナラの実(ドングリ)は葉の付け根あたりに実をつけます。

撮影場所  狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市)
撮影時期 2017年8月中旬

約1ケ月でここまで大きくなりました。この時のドングリの大きさは、1.5cm程度でしょう。青々としたドングリもまた可愛らしい感じがします。

木全体を見ると数えきれないくらいのどんぐりがたわわに実っていました。

撮影場所  狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市)
撮影時期 2017年8月下旬

たった半月でここまで成長しました。もう大人のどんぐりです。あとは茶色く熟すだけなのではないでしょうか。

撮影場所  狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市)
撮影時期 2017年9月下旬

9月の下旬になるともう地面はコナラの木から落ちたドングリで一杯です。ちょっときれいなドングリを集めて切り株の上にのせてみました。落ちたばかりのドングリはまだつややかできれいなのですが、数日たつともう干からびて土に戻ってしまいます。

基本情報

名称  コナラ
 ブナ科
開花期 4~5月
原産  東アジア
分布  全国
高さ 20m
花の大きさ  -
植物のタイプ  落葉高木
見かける場所 山、公園、雑木林
特徴  幹の様子はクヌギとよく似ていますが、どちらかというとコナラのほうが彫りが浅い感じがします。
葉の形は、クヌギは細長く葉のまわりに細いトゲ上のものがあるのに対しコナラの葉は幅広でトゲ状のものはありません。
その他 ミズナラの別名である大楢(おおなら)と比較し、小型であるためコナラと名前がつきました。
どんぐりは一番一般的な形ともいえる細長い形をしています。

比べてみよう(クヌギの葉とコナラの葉)

クヌギの葉(上)とコナラの葉(下)

クヌギの葉(上)とコナラの葉(下)

クヌギの葉(上)とコナラの葉(下)

クヌギの葉(上)とコナラの葉(下)

見慣れないとクヌギの幹とコナラの幹の違いがよく分からないものですが、そんな時は、葉っぱを見て識別しましょう。

クヌギの葉はコナラの葉よりもずっと細長く葉の縁のギザギザがトゲトゲしいのがわかります。一方、コナラの葉は幅が広く、葉の縁のギザギザも深く大きいのがわかります。