基本情報
| 名称 | カラスウリ |
| 科 | ウリ科 |
| 開花期 | 8~9月 |
| 結実期 | 9~10月 |
| 原産 | 日本、中国、台湾 |
| 分布 | 本州~九州 |
| 高さ | 3~5m(つる性植物) |
| 花の大きさ | 5cm |
| 植物のタイプ | つる性多年草 |
| 見かける場所 | 森の入り口や端など日当たりの良い場所 |
| 特徴 | 10月頃には実が赤く熟すため、森の出入り口などを歩いているとすぐに見つけられます。 |
| その他 |
カラスウリの果実

10月下旬頃になると次々に青かったカラスウリの実が熟してきます。すると待ってましたとばかりに鳥たちが熟したみをついばみ、赤い皮だけ残して中身が空っぽという実も出て来ます。
でも種は消化されずに糞と一緒に排出されるため新たな場所で芽を出し成長していきます。

| 撮影場所 | 官ノ倉山(埼玉県比企郡小川町) |
| 撮影時期 | 2017年10月下旬 |
カラスウリの実は熟す前はご覧のようにスイカのような模様がありますが、熟してくると赤くなりスイカのような模様は完全に消えてなくなります。
実の大きさは、5~6cmです。実は人が食べてもおいしくないようなのですが、鳥たちは好んで食べるようで、赤く熟した実は殆ど鳥たちに食べられてしまうようです。
ただカラスウリはこうして鳥に食べられることによって、種を遠くまで運ばせているようです。
カラスウリの葉

| 撮影場所 | 官ノ倉山(埼玉県比企郡小川町) |
| 撮影時期 | 2017年10月下旬 |
カラスウリの葉は、直径がだいたい6~10cmほどで3~5つくらいに浅く裂けていることが多いが、写真のようにほぼ円に近い場合もあります。
葉の表面は光沢はなく触ってもザラザラしています。つる性の植物で他の樹木に巻き付いて上へと伸びます。

