ムラサキツメクサ

ムラサキツメクサ(アカツメクサ)の花

ムラサキツメクサ(アカツメクサ)とシロツメクサの花はとても良く似ているのですが、ムラサキツメクサの花のすぐ下には葉があるのに対し、シロツメクサの花のすぐ下に葉がつくことはありません。


撮影場所 彩の森入間公園(埼玉県入間市)
撮影時期 2017年5月下旬

ムラサキツメクサの葉

撮影場所  彩の森入間公園(埼玉県入間市)
撮影時期 2017年6月中旬

花の形はシロツメクサとそっくりで、色違いの植物かと思いきや、葉のかたちは全く違います。葉は楕円形で茎に3枚つき、葉の表面にV字形の白い模様があります。

これもヨーロッパ原産の帰化植物で、明治時代に牧草として輸入され全国に広まりました。

基本情報

名称  ムラサキツメクサ(別名:アカツメクサ)
 マメ科
開花期 4~9月
原産  ヨーロッパ
分布  全国
高さ 30~60cm
花の大きさ 1.3~1.5cm
植物のタイプ 多年草
見かける場所 公園、空き地
特徴  葉にはV字形の白い模様がある。また、4月頃から公園の広場などで咲き始めるが、その頃はまだ背が低く15cm程度。しかし、7月下旬からどんどん背が高くなり、30cm以上になった花をよく見かけるようになる。
その他  帰化植物

ムラサキツメクサとヘラオオバコの動画

公園の芝生広場はよく見るとムラサキツメクサとヘラオオバコが全面に進出しているのがわかります。

ムラサキツメクサは背が低いのであまり気にならないのですが、ヘラオオバコの穂はかなり背が高くちょっと歩きづらいし、ストレッチなどをする時には邪魔になります。