サルスベリ(百日紅)の花
サルスベリは別名百日紅(ヒャクジツコウ)と言われ、約100日間、入れ替わり花が咲き続けます。彩の森入間公園に植えられているサルスベリ(百日紅)は濃いピンク色ですが、白い花や薄いピンク色の花もあります。
サルスベリの花は時期になると葉のついた枝先が伸びて枝先にのみ花をつけます。枝の途中には一切花をつけません。また蕾(つぼみ)はまん丸で少しづつ色づいてきて一気に咲きます。
一本の枝の先につけた花の寿命はそれほど長くはありませんが、別の枝先の蕾が順番に咲き、全体で100日ほど咲き続けます。
撮影場所 | 彩の森入間公園(埼玉県入間市) |
撮影場所 | 2017年7月下旬 |
撮影場所 | 彩の森入間公園(埼玉県入間市) |
撮影場所 | 2017年8月上旬 |
7月下旬には、まだ蕾(つぼみ)の多かったサルスベリですが、8月上旬に訪れてみると満開でした。近所を車で走っていると住宅の庭にたくさんのサルスベリの木が植えられているのに気づきます。
サルスベリ(百日紅)の幹
撮影場所 | 彩の森入間公園(埼玉県入間市) |
撮影場所 | 2017年6月中旬 |
サルスベリは中国原産の落葉性の高木で江戸時代から花を楽しむために植えられてきました。樹高は2~10mほどに成長します。樹皮が滑らかな手触りをしており、文字通り猿が滑ってしまうほどスベスベしているところから名づけられました。
サルスベリは漢字表記で百日紅と書き、ピンクや白、紅紫色の花を7~10月の約100日間ほど咲き、私たちを楽しませてくれます。
サルスベリ(百日紅)の葉
花の時期以外では枝先に花の蕾の影すらありません。ところが花の時期になるとこの枝先が伸びて蕾をつけまとまった花を咲かせます。
撮影場所 | 彩の森入間公園(埼玉県入間市) |
撮影場所 | 2017年6月中旬 |
基本情報
名称 | サルスベリ |
科 | ミソハギ科 |
開花期 | 7~10月 |
原産 | 中国 |
分布 | |
高さ | 2~10m |
花の大きさ | - |
植物のタイプ | 落葉中高木 |
見かける場所 | 公園 |
特徴 | 花の色は、ピンク、白、濃い紅紫、紫などがありますが一番の特徴はスベスベの幹でしょう。花の咲いている期間は長いのですが、それ以外の時期に見分けられるようになるには、幹と葉の形をよく覚えておくことです。 |
その他 |