ミョウガ

ミョウガの花

撮影場所  埼玉県狭山市(自宅にて)
撮影場所 2017年10月上旬

10月上旬になってほったらかしになっていた庭の草むしりをしているとミョウガを4つほど発見しました。もう10月なので全く期待はしていなかったのですが、未だに花を咲かせていたことにびっくりしました。

ミョウガの葉

ミョウガは地下茎で増えていくので、秋に収穫を終えたら地面から上の部分を全部刈り取っても翌年は同じように生えてきてくれる手入れがとても楽な植物です。

我が家でも毎年夏になるとミョウガの収穫が楽しみになります。ただ水やりは毎日十分おこなわないと生えてくるミョウガの数はグンと減ってしまうので注意です。

撮影場所  埼玉県狭山市(自宅にて)
撮影場所 2017年6月上旬

ミョウガは、開花期の8月~10月に土の中から顔を出し、ミョウガの実の先に花を咲かせます。食べごろは花を咲かせる直前なので、8月~10月は毎朝、実が顔を出していないかチェックします。

この時期は、そうめん、ひやむぎ、ざるそば等の薬味としては最高なんですが、7月中にはなかなか収穫できないのが残念です。

ミョウガの実

撮影場所  埼玉県狭山市(自宅にて)
撮影時期 2017年8月下旬

今年は、蚊に刺されるのが嫌で全く水やりをしなかったため、殆どミョウガが顔を出しませんでした。8月の下旬になりやっと3つほど見つけることができました。

ミョウガの実が地面から顔を出したらすぐに収穫しないと花が咲いてしまいます。花はすぐに枯れて腐り始めるので、できるだけ花が咲く前に収穫するのがおいしいミョウガを食べるコツです。

この3つはいづれも花が咲く前のものです。今日のお昼は、ミョウガを薬味にしてそうめんで決まりです!

一番左のミョウガはちょうど花が咲いた頃のもの、左から2番目は蕾の状態のもの、そして右の二つは育ちが悪いミョウガで花ができるかはわからないものです。

これが収穫後に水で軽く洗ってから撮影したミョウガの花です。一番外側はすぐにフニャフニャになって腐り始めます触ってみるともうニュルっとします。食べる時はこの花の部分はつまんで引っこ抜き捨ててしまいます。

撮影場所  埼玉県狭山市(自宅にて)
撮影場所 2017年10月上旬

基本情報

名称  ミョウガ
 ショウガ科
開花期 8~10月(=ミョウガの実の収穫期)
原産  アジア東部
分布  全国
高さ 40~60cm
花の大きさ 1~2cm
植物のタイプ  多年草
見かける場所  半日くらい日陰になる場所
特徴
その他  日本においては野生で見かけることはあまりなくなってきているように思います。私も庭にミョウガの収穫を目的に植えました。以降毎年勝手に生えてきてくれます。