センリョウ(千両)の実
撮影場所 | 自宅庭(埼玉県狭山市) |
撮影時期 | 2017年11月中旬 |
センリョウ(千両)の赤い実は葉の上に付けるのが特徴で、よく似た植物のマンリョウ(万両)は、葉の下に垂れ下がるように同じような赤い実をつけます。
葉の下に重そうに垂れ下がる姿から千両の上の万両という名がつけられたという話もあります。いづれにせよ、センリョウ(千両)もマンリョウ(万両)の日本のお正月が飾りつけには欠かせない縁起物の植物です。
私の実家の庭にも植えられていました。全く手入れをしなくてもこのように秋になればきれいな赤い実をつけてくれます。
センリョウ(千両)の葉
撮影場所 | 自宅庭(埼玉県狭山市) |
撮影時期 | 2017年11月中旬 |
センリョウ(千両)の葉は綺麗な十字を作り出すように対生しています。葉の縁は結構鋭いトゲ状のギザギザがあります。
また葉は薄っぺらな感じはなく、つやと光沢があり葉の表面についたホコリや汚れは雨できれいに洗い流されるようで、雨上がりなどは特にピカピカです。
センリョウ(千両)の幹(茎)
撮影場所 | 自宅庭(埼玉県狭山市) |
撮影時期 | 2017年11月中旬 |
センリョウ(千両)はあまり高く伸びようとしないようで、私の庭にあるセンリョウ(千両)もこれ以上は大きくならないため、刈込をしたことはありません。
葉の下を覗いてみるとこのように一株で10~20本以上はあるでしょうか株立ちして群生しています。また途中で節のようなものがあるのもこの植物の特徴のようです。
また幹(茎)は竹のように固く1本でもしっかりと自立できる強さがあります。節は3~5個ほどあり、一番上の節のところで枝分かれして葉をつけます。そしてその葉の中心部分からさらに細い枝が出てそこに赤い実をつけます。
基本情報
名称 | センリョウ(千両) |
科 | センリョウ科 |
開花期 | 6月 |
結実期 | 11~1月 |
原産 | 日本、中国、朝鮮等 |
分布 | 本州以南 |
高さ | 50~80cm |
花の大きさ | - |
植物のタイプ | 常緑広葉低木 |
見かける場所 | 一般家庭の庭 |
特徴 | 葉の上に赤くて小さな実をつけます。(よく似た植物のマンリョウ(万両)は、赤い実を葉の下に垂れ下がるようにつけます。 |
その他 |