オオバコ

オオバコの花

撮影場所  狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市)
撮影時期 2017年6月上旬

よく似た植物にへらオオバコがありますが、花をつける部分が断然長いのがオオバコでヘラオオバコは半分以下の大きさです。

また白い花(雄しべ)を一斉に咲かせるのがオオバコで、下から上へリング状に咲いていくのがヘラオオバコです。また葉の形も全然違うので見比べてみてください。

(ヘラオオバコのページへ → ヘラオオバコ

道端、公園などどこにでもいるオオバコ

花の咲く部分は山菜と同じように、塩ゆでしてお浸しとして食べることができます。

撮影場所  狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市)
撮影時期 2017年6月上旬

道端やアスファルトの割れ目、敷石の隙間などに生え、何度踏みつけられてもたくましく生き続ける雑草の代名詞ともいえる雑草。

逆に人が歩かないような空き地などの場所では、他の植物が大きく成長して生存競争に負けてしまうため見られません。他の植物は人に踏まれることで枯れてしまうのですが、オオバコは人に踏まれることを前提として進化しているので、人に踏まれても全然大丈夫なのです。

そのためオオバコは人が通るところでしか生き延びることができないのです。

基本情報

名称  オオバコ
 オオバコ科
開花期 4~10月
原産  アジア
分布  全国
高さ 10~20cm
花の大きさ 1~2cm
植物のタイプ  多年草
見かける場所 公園、道端
特徴 人に踏まれても茎が折れないようロゼット状に広がって生える。葉を踏まれても大丈夫なようにもともと地面に這うように広がる。
その他