基本情報
名称 | コムラサキ(ムラサキシキブ) |
科 | クマツヅラ科 |
開花期 | 6~8月 |
結実期 | 9~12月 |
原産 | 日本、東アジア |
分布 | 全国 |
高さ | 1~2m |
花の大きさ | - |
植物のタイプ | 落葉低木 |
見かける場所 | 庭 |
特徴 | 9月中旬頃から実が色づきだしますが、この紫色の実は自然界では珍しいため昔から好んで庭に植えられてきました。 |
その他 |
コムラサキ(ムラサキシキブ)の実

9月中旬はやっと実が色づき始めた頃で、まだ色は薄めです。

撮影場所 | 自宅にて(埼玉県狭山市) |
撮影時期 | 2017年9月中旬 |
厳密に言うとコムラサキとムラサキシキブには違いがあるのですが、一般的にはあまり区別されないためカッコ書きでムラサキシキブの名も掲載していますが、ここで紹介しているのはコムラサキです。
コムラサキのほうがムラサキシキブよりも実のつき方がよく、木自体があまり大きくならないため、庭木にはコムラサキのほうが好まれて植えられています。
そのため普段私たちが一般家庭の庭で見ているのはコムラサキなのですが、ムラサキシキブという名前のほうが何となく品があって格上の感じがするので多くの人がムラサキシキブと言ってしまうのでしょう。
コムラサキ(ムラサキシキブ)の葉


撮影場所 | 自宅にて(埼玉県狭山市) |
撮影時期 | 2017年9月中旬 |
ムラサキシブとコムラサキの違いは葉にもあります。ムラサキシキブの葉の縁は上から下までギザギザがあるのですが、コムラサキの葉は葉の付け根のほうはギザギザがなくツルっとしています。
そのため上の写真の葉はコムラサキだということがわかります。コムラサキの枝は濃い紫色をしているのですが、その色が葉柄の部分で終わっているのがわかります。
コムラサキ(ムラサキシキブ)の幹

撮影場所 | 自宅にて(埼玉県狭山市) |
撮影時期 | 2017年9月中旬 |
コムラサキの幹は紫色がさらに濃くなり濃い赤茶色のような色をしてます。我が家のコムラサキは、伸びすぎるとすぐに切ってしまうので1mほどしかありませんが、それでも毎年成長して実をつけます。
暑い夏でも水まきすらせずに放置していても枯れることはありません。かなり強い植物だということがわかります。