基本情報
名称 | シャガ |
科属 | アヤメ科 |
開花期 | 4~5月 |
原産 | 中国 |
分布 | 本州~九州 |
高さ | 30~70cm |
花の大きさ | 5~6cm |
植物のタイプ | 常緑多年草 |
見かける場所 | 庭、竹やぶ、社寺、里山、日当たりのあまり良くない場所 |
特徴 | 林や谷沿いの日当たりの悪いところでも良く育つ。種子や球根を作らず地下茎で増えていく。 |
その他 |
シャガの花


撮影場所 | 棒ノ嶺(埼玉県) |
撮影時期 | 2017年5月 |
よく見かける場所は、ちょっとジメジメしたような日当たりの悪い場所です。里山の川沿いとか、山の北面の日当たりの悪い斜面に群生してます。
シャガは花に注目が集まりがちですが、常緑の葉は生け花に無くてはならない花材です。明るくつややかな葉は緩やかに弧を描く美しさは昔から愛されてきました。


シャガはちょっと日影でちょっと湿っぽいところが好きなようです。
撮影場所 | 黒山三滝(埼玉県) |
撮影時期 | 2018年4月下旬 |
シャガの葉


黒山三滝の駐車場の裏にある川の土手にシャガが群生していました。花よりも葉のほうが元気で大きく成長しています。
撮影場所 | 黒山三滝(埼玉県) |
撮影時期 | 2018年4月下旬 |
まとめ
シャガはアヤメ科の常緑多年草で、日本全国に広く分布しています。主に春から初夏にかけて美しい花を咲かせ、花色は白色や淡紫色が一般的で、花びらには青紫色の模様があります。シャガの花は一日花で、短命ですが次々と新しい花が咲くため、しばらくの間庭や林を彩ります。
湿気の多い場所や半日陰を好み、庭園や自然の林の下でもよく見られます。シャガは繁殖力が強く、根茎で広がり群生することが多いため、グラウンドカバーや斜面の緑化に利用されることもあります。
その美しい花と丈夫な性質から、多くの庭園で栽培されており、日本庭園の風景を彩る重要な植物のひとつです。