基本情報
名称 | ヨメイヨシノ(桜) |
科 | バラ科 |
開花期 | 3~4月 |
原産 | 日本 |
分布 | 北海道南部~九州 |
高さ | 5~15m |
花の大きさ | 3cm |
植物のタイプ | 落葉高木 |
見かける場所 | 庭、公園、街路 |
特徴 | 開花は気温の違いだけなので九州から北海道まで桜前線と呼ばれる開花日が南から北へと移動する。 |
その他 | 種ができないため、すべて挿し木で増やしている。 |
ソメイヨシノの花は日本一


撮影場所 | 奥多摩湖畔(東京都奥多摩町) |
撮影場所 | 2008年4月中旬 |
ソメイヨシノ(桜)の幹



撮影場所 | 狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市) |
撮影場所 | 2017年6月上旬 |
ソメイヨシノの幹の姿は若い木ほど横しま模様がはっきりしていますが、次第に目立たなくなり太い幹になると縦にひび割れだして汚らしくなります。
ソメイヨシノ(桜)の葉



葉は薄くカサカサした感じで、縁に細かいギザギザがあります。葉の付き方は互生です。
撮影場所 | 狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市) |
撮影場所 | 2017年6月上旬 |


9月になるとソメイヨシノの葉は急ぎ足で紅葉し散り始めます。一番左の葉はまだ枝についていた葉ですが、それ以外の葉は地面に落ちてた葉です。
木全体を見るとまだ緑色の葉が多いのですが、よく見ると一部で黄色くなっている葉もあります。
撮影場所 | 狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市) |
撮影場所 | 2017年9月中旬 |

11月中旬になるとソメイヨシノの枝にはこのように真っ赤に紅葉したものがわずかに残るだけになります。

撮影場所 | 狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市) |
撮影場所 | 2017年11月中旬 |
11月中旬になると枝に残っている葉は殆ど無く、枝ぶりがよくわかるようになります。ソメイヨシノの幹はどれも地面に近いところで枝分かれし、そこから上に立ち上がっているのがわかります。
ソメイヨシノ(桜)の実

撮影場所 | 彩の森入間公園(埼玉県入間市) |
撮影場所 | 2017年6月中旬 |
2月の新芽はこんな感じです

あと1ケ月もしたらこの蕾(つぼみ)はみんな真っ白なソメイヨシノの花になるんですね。楽しみです。

撮影場所 | 狭山稲荷山公園(埼玉県狭山市) |
撮影場所 | 2018年2月下旬 |
まとめ
ソメイヨシノ(Prunus × yedoensis)は、日本の代表的な桜の品種で、春に美しい淡いピンクの花を咲かせます。江戸時代に東京の染井村(現在の豊島区)で品種改良され、全国に広まりました。樹高は10〜15メートルに達し、枝が広がる姿が特徴的です。
ソメイヨシノは、花見の象徴として多くの公園や街路で見られ、春になると一斉に咲き誇るその姿は圧巻です。短い開花期間中に散る花びらが風に舞う様子も美しく、多くの人々に愛されています。
また、花が咲く前のつぼみの状態から開花、そして散るまでの変化を楽しむことができるのも魅力です。ソメイヨシノは、日本の文化と自然の美しさを象徴する存在となっています。