ヘラオオバコ

公園(市街地)で見かける植物

基本情報

名称 ヘラオオバコ
 オオバコ科
開花期春~夏
原産 ヨーロッパ
分布 全国
高さ30~50cm
花の大きさ1~2mm
特徴
  •  花(雄しべ)の咲く部分がオオバコよりもずっと短く、オオバコの半分から4分の1ほど。
  • 葉はオオバコの葉と違い、真っすぐで細長い。
  • 花(雄しべ)はオオバコが一斉に咲くのに対し、ヘラオオバコは下から上へ輪っか状になって咲いていく。
その他 

ヘラオオバコの花

花の下の咲き終わった部分は茶色くなっており、花の上のまだ咲いていない部分は青々としています。

撮影場所 彩の森入間公園(埼玉県入間市)
撮影時期2017年6月中旬

ヘラオオバコの白い花は、本当は花びらではなく雄しべです。でも普通の人が見たら花に見えるのでここでも花というようにします。

ヘラオオバコの花はオオバコの花と葉違い、下から順にに輪っか状になって上へと咲いていきます。普通のオオバコの花はほぼ一斉に咲くので、それでも区別がつきます。

ヘラオオバコの葉はピンとしている

撮影場所 彩の森入間公園(埼玉県入間市)
撮影時期2017年6月中旬

ヘラオオバコの葉はオオバコの葉とは形が全く違います。オオバコの葉は丸みを帯びていてクシャクシャしているのに対し、ヘラオオバコの葉は長い靴ベラのように細長いのが特徴です。

茎はオオバコより長く弱いため、人の踏みつけには強くありません。そのため歩道の割れ目などにはあまり生えず、公園や空き地などの端のスペースで人がそれほど通らないような場所でよく見かけます。

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